「経験」と「結果」は違います。

バッティングにも「好き嫌い」がある。


※このコラムは、管理人個人の主観と文責にてお届けしています。

最近気づいたのですが、私はどうも「普通」じゃないみたいです。なので、このコラムも変わった人が変わったことを書いているな、程度に思っていただいて、適当にスルーしてください。(笑)

さて、人間って、どうしても自分の経験であれこれものを言いがちですよね。そして、その「経験」からくる「結果」は科学のように「みんな同じ」だと思っていたりするわけです。

ところが、現実はその経験からくる「結果」はみんな同じではなく「人それぞれ違う」ことがわかります。例えば「同じもの」を食べても、ある人は「おいしい」と思い、ある人は「おいしくない」と思う。

ピーマンが好きな人もいれば、ピーマンは食べられないという人もいますよね。「同じ経験」をしても人それぞれ「違う結果」になるんです。

バッティングも同じことが言えます。


もちろん、これは野球でも同じことが言えるわけで、全く同じ指導を受けても、それがしっくりくる子もいれば、全く合わない子もいるんですね。

でも、悲しいことに野球界では、その「自分の経験」を基にして、それが絶対であるかのように指導している人が多いような気がします。

これは非常にまずい指導方法で、例えるなら「ピーマンが嫌いな人」に「ピーマンは美味しい」という「価値観」を無理やり押し付けて食べさせているようなものです。

もちろん、もともと「ピーマンが好きな人」にはピッタリ合うわけですから、それが「間違いだ」とは私にも言い切れません、、、ですが、、、。

このような指導方法だと、ピーマンが嫌いな人にとっては、そりゃ、あんたは「美味しい」と思ったかもしれないけど、俺は「美味しくない」と思うんだから俺に食わせるなよ!ってことになってしまいますね。

落合元監督は予言していた・・・


中日の落合元監督は「コーチの仕事は何もしないことだ」とテレビで語っていましたが、本当にそうだと思います。結局、野球をはじめとした様々なスポーツや、肉体労働などの体を使った作業は「自分で研究したもの勝ち」だからです。

例えば「餅つき」ひとつとっても、どうすれば楽に早くつけるかを研究して知っている人なら、たとえ、おじいちゃんであっても楽々とつけますが、私はその体の使い方を知らないので、翌日は物凄い筋肉痛になったりします。

バッティングも同じなんです。


バッティングも結局のところ、どうすれば楽に鋭く振れるのかを考え、研究に研究を重ねて、自分で「コツ」をつかんで、自分が一番しっくりくるフォームを自分自身で作り上げていくしかないんです。

だから、私は子供たちにはよく言うんです。「自分が科学者になったつもりで、とことん研究して実験を繰り返すといいよ。」「教えられたことはただ鵜呑みにするんじゃなくて、本当にそうなのかを自分で実験するんだよ。」と。

最後に勝つのは研究熱心な子です。


私は若い頃オートバイで日本中を旅していて、期間従業員としてホンダのライン工場でバイクの組み立てをしていたことがあるのですが、その時もどうすれば楽に早く作業を終わらせられるかを日々研究していたので、気が付けばかなり時間の余裕ができていました。

もし、何の研究もしないでダラダラ作業を続けていたら、私は毎日仕事に対して愚痴ばかりこぼして週末だけを楽しみにすような人間になっていたと思いますが、この作業効率アップの理論を研究したおかげで、きつい仕事も毎日楽しくしていた記憶があります。

これは野球の世界でも同じことが言えます。最後に勝つのは、打者ならどうすれば楽に効率よくバットを振れるのか、どうすればいい結果を残せるのかを熱心に研究した人、ピッチャーならどうすれば楽に効率よく打ち取れるかを研究した人です。

何の研究もせずに、ただ「練習量」だけをこなしている子は、そのうちきつい練習に対する不平不満、愚痴が出てくるので何の役にも立ちませんし、決してとびぬけた存在にはなれません。

日本人はもともと職人気質。


日本人は先祖代々から職人気質の民族です。古くはポルトガルから伝わった鉄砲も、日本人はすぐに量産して見せて、さらに改良改善を加えて本家よりも高性能な鉄砲を作り上げてしまいました。

今でも火縄銃の国際大会では、ほとんどの国の選手が「日本製」を選んでいるのだそうです。おそらく、当時のヨーロッパ人は唖然としたのではないかと思います。そんな職人気質のDNAが私たち日本人にはもともと備わっているのです。

その能力を開花させて、打撃の「職人」や守備の「職人」になった人だけが、プロの世界でも生き抜いていけるのだと思います。これはどんな仕事にも言えることで、常に改良・改善を繰り返している企業が最終的に生き残るのだと思いますね。
 

 

 

 

 

 

追伸;私たち古河スカイブルーはバッティングの指導においても、「その子の感覚」を最も大切にしています。決して押し付ける指導はしませんので、お近くの方はどうぞ見学にお越しくださいね。新入団選手も随時募集中!うちの「新ユニフォーム」は抜群にカッコいいよ!!



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